「近代名建築で食事でも」を読みました
ダーリンが図書館で借りてきた本を見ると、
著者はどこかで見たことのある名前 稲葉なおと? あ、そうだ、、
B'zの稲葉さんのいとこの建築家の人だよね。きれいな写真とわかりやすい文章で書かれた本です。
白夜書房 2200円
昭和初期に建てられた東京の貴重な近代建築、一般公開され、その中で食事も楽しめる所が紹介されています。
気軽に行けそうな所では、立教大学の第一食堂や、東京大学の銀杏メトロ食堂などは、500円位のメニュー、レトロな中で、頭が良くなった気分で食事ができます。
ちょっと、礼装でコース料理でも、目黒雅叙園(旧岩永祐吉邸) やロアラブッシュ(旧千葉常五郎邸)とっても素敵です。
庶民には、緊張して喉を通らないかもしれませんね。
この本の中で、私が行ったことのある旧岩崎邸庭園を紹介します。
ちょうど一年前、初夏に訪れました。
洋風の建物、シュウロの木が植えられ、東南アジアへ迷い込んでみたいです。
三菱財閥三代目当主が建てた邸宅は、ジョサイア・コンドルの設計 イギリス17世紀のジャコビアン様式を基調としています。
館内をガイドの方が親切丁寧に説明されました。
ステンドグラス、壁紙、イスラム模様のタイル、とってもゴージャスです。
私たちが訪れた日は、サロンで音大生の男性がピアノの演奏会をされていて、優雅な昼下がりを過ごさせてもらいました。 抹茶白玉かき氷とアイスコーヒーで、お茶タイム
稲葉なおとさんは冬場の取材のため、白玉ぜんだいをいただいています。
東京の真ん中で、こんな優雅な空気が流れていて、映画のワンシーンの中に自分がいる様な錯覚におちいります。お勧めの場所です。